読書

ミシンと金魚

永井みみ著。 DANGO母です。 安田カケイさんというボケて施設で生活しているおばあちゃんの話です。 死ぬときは、手から花が咲くのが見えるのだとか。 花が咲いたらそれが死ぬ日。 自分の人生を振り返り、語る。 家族、継母、結婚、子供、嫁、小姑、財産、遺…

ゲッターズ飯田の金持ち風水: &マインド

DANGO母です。 ゲッターズ飯田がお金持ちと貧乏さんとではこんなに違う!と教えてくれる本です。 表紙には 「お金持ちはいい匂いがする」 と書いてあったので何となく購入しました。 お金持ちと貧乏さんのお家の中、お部屋の違い(もちろん違うと思うけど)…

三千円の使い方

原田ひ香著。 DANGO母です。 先日新聞で紹介されていて面白そうだったので読みました。 お財布の中に三千円が入っています。 あなたならどう使う? 経済学の話しかと思いきや、ある家族のお金のお話。 就職して一人暮らしを始めた美帆(貯金30万円)結婚前は…

大人の片付け

DANGO母です。 皆様、今年もお世話になりました。 ☆やコメントが書けるようになって一安心です。 年末はひたすら掃除をして、達成感をひしと感じています。 「大人の片付け」という本を読んで、一日に引き出し一つを整理してみるのが良いと知り、一挙にやり…

だってしょうがないじゃない、懐メロのような言い訳

DANGO母です。 お菓子大好きです。 運動は嫌いです。 小さい頃からインドア派です。 これじゃあ太る一方です。 見た目はさておき、気になるのが血糖値。 お年頃だから。 ということで、山田悟さんの書いた「糖質制限の真実」という本を読みました。 ロカボで…

芸能人寛容論

DANGO母です。 武田砂鉄著。 武田砂鉄という名前を初めて認識したのは某新聞でした。 若いのに小難しい人がいるもんだ、と思ったのと、武田といえばテツヤだろ!と言う一人ツッコミ。 次はたまたまみたNHKのE TV「100分で名著」の解説者として。 これまた作…

読めなかったのは夏目漱石、アガサクリスティー、そしてドストエフスキー

DANGO母です。 中学生の頃、夏休みの読書の宿題で、夏目漱石を選んだ苦い過去がある。 もう題名も忘れたけれど、つまらなさすぎて最初の数ページで閉じた。 次に挑戦したのがアガサクリスティー。 ポアロやミスマープルでお馴染みだ。 ドラマや映画はこんな…

ながい坂

DANGO母です。 山本周五郎著。 とあるTV番組で 「何度も読み返す本は何ですか?」 という質問に、TV局の偉いおじさんが「ながい坂」と答えていたのを見て興味が湧きました。 今までに20数回読んでいるのだそうです。 そんなに良いのか、ながい坂。 と古本を…

老いた親を愛せますか?

DANGO母です。 岸見一郎著。 こちらはアドラー心理学で一躍有名になった、哲学者でもあり、アドラー心理学者の岸見一郎先生の書いた本です。 先生は若い頃、今で言うヤングケアラーだったようです。 お母さんがご病気になり、49歳で亡くなるまで、病院でずっ…

心配事の9割は起こらない

DANGO母です。 枡野俊明著。 曹洞宗のお坊さんが書いた本です。 うちのお寺は浄土真宗ですが、こちらは曹洞宗。 なんだかとっても格調高い気がするのは私だけでしょうか。 余計な悩みを抱えないように、他人の価値観に振り回されないように、無駄なものを削…

小説8050

DANGO母です。 話題の小説、林真理子著。 このまま引きこもりを続けると、親が80歳になって、50歳の息子が何もできずに親の年金を当てにする生活になっちゃうかもよ。 うちの子は頭の良い子だったのに、どうしてこうなっちゃったの。 どこにでもいるわよ、う…

老〜いどん!

DANGO母です。 このところ、母の老化が激しくて、こっち系の本を手に取るようになりました。 樋口恵子著。 介護保険を作った人ですが、自分自身がそれを使う身になって、人生のヨタヘロ期をどう生きるのがいいのか、たくさん提案をしてくれている本です。 樋…

着物がきたい

群ようこ著。 DANGO母です。 ウォーキング中に立ち寄った本屋さんで見つけた一冊。 着物好きの群ようこさんが着物が着たい人への応援メッセージをたっぷり詰めた一冊です。 レビューは芳しくなかったのですが、ぜーんぜん! よかったですよ。 これまでも群よ…

クララとお日さま

カズオ・イシグロ著。 DANGO母です。 やっと読めました、クララとお日さま。 ノーベル賞をもらった後の第一作目の作品です。 随分可愛らしい題名ですが、このクララとは、AF(人口親友)のこと。 つまりアンドロイドです。 近未来、子供はAFをお店で買って、…

在宅ひとり死のススメ

上野千鶴子著。 DANGO母です。 5人に一人が認知症になる時代が来ました。 近親者が認知症になって亡くなると、色々と考えさせられます。 これでよかったのか、もっと方法があったんじゃないだろうか、と。 じゃあ自分がもしそうなったらどうしたいのか、これ…

運命はこうして変えなさい 賢女の極意120

DANGO母です。 林真理子著。 たまたま目に止まってパッと買って一日で読めました。 帯には「幸せになるためのちょっとした知恵、教えます」のコピーが。 さすが元コピーライターの真理子女史。 林真理子の週刊文春の連載エッセイから抜粋した言葉がたくさん…

あけましておめでとうございます

DANGO母です。 新しい年の始まりです。 気持ちよく生きましょう。 年末にせっせとおせちを作ったので、新年早々、ゆっくりと本を読みました。 弔辞 ビートたけし著。 あの講談社からたけしが弔辞を書く、それだけで笑います。 弔辞だなんて縁起でもないです…

「サバ缶」おつまみ

DANGO母です。 きじまりゅうたさんの本、かいました。 生まれて初めてサバ缶を食べました。 昔飼っていた猫のタマのご飯によく似ているので、サバ缶はちょっと……と敬遠していましたが、食べてみると案外美味しいんですね。 シーチキンはよく食べます、同じ魚…

歌集 滑走路

DANGO母です。 萩原慎一郎著。 歌集なんて読むのは初めてです。 歌集なんて似合わないよ、全く。 若い頃に俵万智さんのサラダ記念日が流行ったけれど、手に取る友達を横目に 「私は絶対に読まない」 と思っていました。 歌集なんて小っ恥ずかしい! さて、こ…

わたしのおせっかい談義

DANGO母です。 最近、また沢村貞子さんの読み物にはまっております。 明治生まれ、浅草は芝居物の下町女、と必ずへり下るあたりがなんとも奥ゆかしい女性です。 こちらは珍しく書いたものではなくて、講演会で話をしたものを抜粋してまとめている本です。 こ…

私の三面鏡

DANGO母です。 沢村貞子著。 女優沢村貞子さんのエッセイ。 昔たくさん読んだのですが、とてもステキな明治生まれの女性です。 まだこれ読んでなかったかしら?と思い、古本を買いました。 本はいいですね。 既にお亡くなりになっている方とでも本の中で仲良…

親ができるのは「ほんの少しばかり」のこと

DANGO母です。 山田太一著。 私世代なら、ドラマふぞろいの林檎たちでお馴染みの脚本家ですね。 やっと子育ても仕送りも終わった!と両手を挙げて喜んでいたら、実はとんだ大失敗だったんじゃないの?ということに気づかされたこの頃です。 そんな時に出会っ…

困ったら、やめる。迷ったら、離れる。

DANGO母です。 玉置妙憂著。 せっかくご縁のあった方なので、一冊手に入れて読んでみました。 玉置妙憂さんは看護士僧侶という肩書きです。 医療のスペシャリストであり、僧侶としてメンタルをケアできる、今正に必要とされている方ですね。 生きていればい…

現代語裏辞典

DANGO母です。 今日の新聞の一コマに、筒井康隆の現代語裏辞典が紹介されていました。 以前、バカの壁に対抗したのか、アホの壁という本を書いた時はがっかりした。 けれど、今回の本は面白すぎる。 もちろん辞典というだけあって、ちゃんと辞典形式で書いて…

読書 ケーキの切れない非行少年たち

宮口幸治著。 DANGO母です。 このところ新聞で週間ベスト10入りを長くしているこちらの本、ずーっと気になっていましたが、やっと読めました。 本の帯にもあるように、非行少年にケーキを三等分して下さいと伝えるとこんな絵になります。 三等分ですよ、等分…

新しい道徳

DANGO母です。 北野武著。 小・中学校で本格的に道徳の時間ができたそうです。 立派な子ども、と言えば二宮金次郎。 マキを背負って本を読みながら歩く姿が有名です。 じゃ、なぜ本を読みながら歩く二宮金次郎は尊敬されて、スマホを見ながら歩く女子高…

不死身の特攻兵−軍神はなぜ上官に反抗したか

DANGO母です。 鴻上尚史著。 先日、新聞のインタビュー記事が大きく載っていて、そそられたので読みました。 特攻隊といえば、戦闘機に爆弾を乗せて軍艦に体当たりをする、決して帰って来られないと人と思っていたら、9回出撃して9回ちゃんと帰ってきた人が…

獄門島

DANGO母です。 先日NHKで新しい「悪魔が来たりて笛を吹く」のドラマをやっていました。 金田一耕助役を「北の国から」のじゅん役の俳優さんが演じていました。 私の中の金田一耕助のイメージとは随分かけはなれてたので、正直申し上げてガッカリ、途中で観る…

美しい日本語が身につく本

DANGO母です。 金田一秀穂監修。 お寺にお参りに来る方々、特に戦前戦中に軍国少年少女だった年代の方々はとても言葉が丁寧で美しいです。 なかなか真似をしようとしても、とてもぎこちなくなって、しゃべっている端から赤面しそうになります。 きっとその年…

お金持ちが肝に銘じているちょっとした習慣

DANGO母です。 菅原圭著。 久々に本屋さんに行ってパッと目に付いた本です。 お金持ちがお金や人とどんな風に付き合っているのか、ということを取材して、事細かく書いています。 いくら持っているのがお金持ちなのか、お金持ちは人のことを羨むことなく、私…