読めなかったのは夏目漱石、アガサクリスティー、そしてドストエフスキー

DANGO母です。

中学生の頃、夏休みの読書の宿題で、夏目漱石を選んだ苦い過去がある。

もう題名も忘れたけれど、つまらなさすぎて最初の数ページで閉じた。

次に挑戦したのがアガサクリスティー

ポアロやミスマープルでお馴染みだ。

ドラマや映画はこんなに面白いのに、なぜ?

有名な作品を手にとればよかったのに、マイナーな作品を買った気がする。

こちらは登場人物が多すぎて、ミステリーに辿り着くまでに挫折。

そしてお腹が大きくなって、悲しいかな切迫流産になりかけて入院してしていた頃のこと、退屈だから夫に何か読むものをお願いしたら、ドストエフスキー罪と罰を持ってきてくれた。

そんな時に罪と罰ですか?

他のママたちは週刊誌やファッション雑誌を楽しそうに読んでいたが、私はドストエフスキーしかなかったので、少し読んでは爆睡していた。

先日、NHKの深読み読書会という番組で夏目漱石三四郎を取り上げた。

夏目漱石のコアなファンが三四郎を事細かに教示してくれるので、なんだか面白そうと思って古本屋で買った。

ながい坂の方がよっぽど面白かったので、三四郎は、読めていないけどこれから読むぞBOXに入れた。

まだ面白いところまで到達していないが、水蜜糖をむしゃむしゃ食べて

「破滅だ」

と言い放ったおじさんには出会えた。

先は長いがこれからは当分読書の秋を楽しみたいと思う。