読書

天声人語 中島らも

DANGO母です。 先日新聞の天声人語の欄に「作家の」中島らもさんのことが書かれてありました。 彼の自伝とも言うべき「僕に踏まれた町と僕が踏まれた町」と言う本の一節が載っていました。 読書好き!と言い切れるほど本を読むようになったきっかけが中島らも…

あなたはもう、自分のために生きていい

poche(ポッシュ)著 DANGO母です。 普段から頑張りすぎてないでしょうか。 頑張っている人、しんどくないでしょうか。 今まで、生きるのが下手くそだった人、ぜひこの本をオススメします。 「今が生きづらいのはあなたのせいじゃない」 と帯に書かれている…

プレジデント 健康診断の裏側

DANGO母です。 時々新聞広告で見かける雑誌です。 面白そうだなぁと思って読んでみました。 健康診断=健康だけど病気を探す行為 ということのようです。 色んなお医者さんが好き勝手に書いているのですが、目に留まったのはやはり大御所、養老孟司さん。 臨…

最期まで在宅おひとりさまで機嫌よく

上野千鶴子著 DANGO母です。 ただ今お一人様で奮闘中の母のためにと買いました。 社会学者の上野千鶴子さんが、著名な10人の人と老後を語り合います。 十人十色、みなさん持っているものが違いますので老いに関する考え方もそれぞれです。 生まれた年代によ…

君は誰と生きるか

永松茂久著 DANGO母です。 題名に惹かれてつい読んでしまいました。 「もし明日死ぬとしたら、誰と過ごしますか?」 この帯も最高です。 哲学書かと思ったら、中身はどちらかといえばビジネス書でした。 20年前に読めばもっと感動していたかもしれません。 …

裁判官の爆笑お言葉集

長嶺超輝著 DANGO母です。 毎週土曜日は新聞にオススメ図書が掲載されます。 今回の本は一時話題になって、再燃している本なんだそうです。 それもそのはず、読んでみて面白かったです。 一つの事件に対する判決を出すまでには膨大な量の証拠の読み込みに時…

50歳からのミニマリスト宣言

筆子著 DANGO母です。 どうやっても片付かない、私の部屋。 いや、私の居住スペース。 治らない病気のようです。 そこで、いい本を見つけたので早速読みました。 「人生後半、必要な「もの」はそんなにない。」 と帯に書かれている通り、おっしゃる通りの内…

ムラヨシマサユキのスコーンBOOK

DANGO母です。 久しぶりにお料理本を買ってみました。 スコーンばかりが美味しそうに並んでいます。 中学生の頃はお菓子作りがマイブームで、オーブンを持っているお金持ちの友達の家に集まって楽しんでしました。 成功しても失敗しても笑って食べて大騒ぎで…

桜ほうさら

宮部みゆき著 DANGO母です。 「ささらほうさら」という言葉、ご存知ですか? 初めて聞きました、というよりも見ました。 「色々あってたいへんだったねぇ。」 という意味合いなのだそうです。 こちらは宮部みゆきさんの時代物の本です。 上下巻あって長いの…

成熟スイッチ

林真理子著 DANGO母です。 一体誰が想像できたであろうか? 日大の理事長になる林真理子さんを。 こちらは真理子が若い頃から今まで、どんな風に生きてきたか、成熟したか、という本です。 人間関係をどう上手くしていくのか。 先輩、後輩との付き合い方。 …

母は死ねない

河合香織著 DANGO母です。 新聞広告に大きく宣伝されていたので、思わず手にとって読んでみました。 レビューも確認しました。 みんな泣いてる。 泣けるって書いてある本に弱いです。 色んなお母さんが出てきます。 子供を殺されたお母さん、目を離した隙に…

たりる生活

群ようこ著 DANGO母です。 前期高齢者である作家の群ようこさんが、断捨離の末にマンションを引っ越すまでのエッセイ。 ご本人は気持ちは35歳のままであるが、身体は前期高齢者、なので思うように捗らない身の回りの整理。 長々と飼っていた猫ちゃんも亡くな…

天狗風 霊験お初捕物控2

DANGO母です。 こちらも宮部みゆき著。 時は江戸、本所深川は姉妹屋という一膳飯屋の看板娘お初は不思議な力を持つ女の子。 神隠し、あなたは信じますか? 神隠しにあったことのある同心からの相談事を引き受けたお初が、今回は人間ではないナニカと対峙しま…

震える岩 霊験お初捕物帳控

宮部みゆき著。 DANGO母です。 ここんとこ、また宮部みゆきを読んでいます。 現代物ではなくて、時代物です。 江戸、深川辺りの庶民の暮らしを書くことが多いです。 宮部みゆきを全部読んだわけではないので、他のことも書いているかも知れませが。 今回読ん…

〈完本〉初ものがたり

宮部みゆき著。 DANGO母です。 大人になると、自分一人では解決できない難題がふりかかってくるものです。 あー、もーいやだ! と思っている時に見つけたこちらの宮部みゆきさんの本です。 江戸下町で起こる難事件、珍事件に立ち向かう、江戸っ子本所深川の…

老害の人

DANGO母です。 内館牧子著。 昔話に説教、趣味の講釈、病気自慢に孫自慢。 そうかと思えば、無気力、そしてクレーマー。 これをお年寄りがやっちゃうと「老害の人」と言われます。 「終わった人」「すぐ死ぬんだから」「今度生まれたら」に続く高齢者小説第…

野口光が教える一生使えるダーニング術

野口光著 DANGO母です。 気合を入れて買いました。 ダーニングの本。 「大切にしたいものをお繕い 野口光が教える 一生使えるダーニング術」 先日、洋服を10年買わない!みたいな本を読んで、その後、お繕いの本を読みました。 そして今回巡り会ったのがダー…

着物の国のはてな?

片野ゆか著 DANGO母です。 少し涼しくなって、着物シーズン到来です。 ようやく着物でも着ようかしら、という気温になりました。 目安は私の場合は20℃です。 これ以上気温が上がると着物を選んだ自分を憎みそうになります。 こちらの著者の片野ゆかさん、キ…

「お繕い」で服を育てる

DANGO母です。 昨日図書館で借りた一冊。 堀内春美著。 よく着る服ほど傷みも早い。 でも「お繕い」すればもっと着られる。 愛しさもプラス。 という前書きで始まります。 白い綿のブラウス、柿渋染のコート、黒い麻のワンピースなど、自然素材の洋服に継当…

図書館に行ってみました

DANGO母です。 久しぶりに図書館に行きました。 とても近くにあるのでありがたいです。 図書館に行くと、普段手に取らない本が目に入って来るので、探検家のような気持ちになります。 今回面白いなと借りたのは「服を10年買わないって決めてみました」という…

マリコ、カンレキ!

DANGO母です。 マリコといえば、林真理子さんである。 2014年に初版本が出ているので、真理子も既に還暦を過ぎて数年経っている。 還暦だなんて随分先のことなので、と考えることをしてこなかったのであるが、気がつけば後数年で私も還暦を迎えそうである。 …

プレジデント

DANGO母です。 行きつけの歯医者さんにおやっ?と目を引く雑誌が置いてありました。 「プレジデント」です。 お金持ちが読むと言われる雑誌です。 受付のお姉さんに聞いてみたら、雑誌は先生の好みで買っているのだそう。 ちょっと生々しいかも(笑

ババア上等!大人のおしゃれDO&DON'T

地曳いく子×槇村さとるコラボ本。 DANGO母です。 若い時からファッション雑誌をお手本にして、DCブランドからしまむらまで、よくもまあ着たおしたなあ、と思います。 和服も洋服も、素敵なものが大好きだったのに、年齢と共に今まで似合ったもの、様になった…

終わった人 内館牧子

DANGO母です。 やっぱり面白い、内館牧子さん。 「散る桜残る桜も散る桜」 良寛辞世の句。 今回の終わった人は、定年退職をした男性が主人公。 岩手から東大法学部に入り、メガバンクで頭角を表したものの、上司云々のせいで子会社へ。 その後定年退職をする…

「今度生まれたら」を読んで考える、年のこと

DANGO母です。 内館牧子さんの本、あっという間に読みました。 この人、天才! なんでこうも面白いんだろう。 オバサンの心の声が聞こえているかのようです。 主人公の夏江が新聞に取材されて載ったのが(70)という年齢。 確かに70歳なのだけれど、取材され…

今度生まれたら

内館牧子著。 DANGO母です。 今、NHKのドラマで、松坂慶子主演で放送中です。 70歳になった主人公が、私の人生このままでいいのか、趣味やボランティアに埋没することだけが70歳のできることなのか。 結婚、子育てを終えて、気がつけば70歳、専業主婦、周り…

大人への手順

伊集院静著。 DANGO母です。 最近は新聞に大きく紹介された本が読みたくなりますが、そのうちの一冊です。 作家の伊集院静さんが、老若男女問わず、お困り事に丁寧に答えるQ&Aの本です。 伊集院光じゃないのね、くらいの認識で、小説は一作も読んだことはな…

「100万回死んだねこ 覚え違いタイトル集」

福井県立図書館 DANGO母です。 あれ?と思うタイトルに素早く丁寧に答えて差し上げるのが司書の使命です。 図書館の皆さんが利用者の方のとんでもなく面白い間違いを綴った一冊です。 皆様、こんな風に覚えてるんだ、と思ってふふっと笑えて、心がほっこりし…

もう別れてもいいですか

垣谷美雨著。 DANGO母です。 今でこそ家族はありがたいと思う、特に夫の存在は大きい。 親より長く生活しているのだし、なんといっても言われても自分が選んだ唯一の家族だ。 それは今の私の場合。 こちらの本の主人公の場合は、歳をとるにつれて、夫と同じ…

ミシンと金魚

永井みみ著。 DANGO母です。 安田カケイさんというボケて施設で生活しているおばあちゃんの話です。 死ぬときは、手から花が咲くのが見えるのだとか。 花が咲いたらそれが死ぬ日。 自分の人生を振り返り、語る。 家族、継母、結婚、子供、嫁、小姑、財産、遺…