ミシンと金魚

永井みみ著。

DANGO母です。

安田カケイさんというボケて施設で生活しているおばあちゃんの話です。

死ぬときは、手から花が咲くのが見えるのだとか。

花が咲いたらそれが死ぬ日。

自分の人生を振り返り、語る。

家族、継母、結婚、子供、嫁、小姑、財産、遺言。

壮絶な人生。

今までやってきたことは、お天道様は見てる。

悪いことやったら必ず自分に返ってくる。

だからバチが当たった。

ボケてしまったけれど、ボケると案外ボケてない人よりも正直で冷静沈着でいられるのかも。

人は老いて病んで、そして死ぬ。

当たり前のことを安田カケイというおばあちゃんに語らせる。

この本を書いた方、ケアマネージャーさん。

たくさんのお年寄りを見てきたのでしょう。

とてもリアルです。

 

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