モンスター

DANGO母です。


百田直樹の「モンスター」読みました。
化け物のような醜い顔に生まれた女性が、美容整形を繰り返して生まれ変わり、過去の人生を精算していくというお話です。
美人って得です。
美人ではない人とちょっとパーツの並びが違うだけです。
ほんの少し目が大きかったり、鼻の穴が縦向きだったり、顎のラインが整っていたり・・・。
ほんの少しだけ。
個性的な顔は美人ではないそうで、個性がないのが美人だそうです。
あーあ、個性のない顔に生まれればよかったよ、と呟きながら読みました。
中身は同じ人なのに、皮一枚をチョチョイといじって美しくなるだけで、周りの人の態度からちがってくるそうです。
ちなみに一重まぶたを二重まぶたにするのは84,000円。
へー、これを安いととるか、そんなにしてまで・・・と思いとどまるかはその人次第でありますな。
百田直樹さんの作品は本当に面白いです。
先日、情熱大陸で取り上げられていましたが、彼は売れている本はほとんど読むそうです。
なぜか?
売れる本を書きたいからだそうです。
今でも十分売れていると思いますが、イヤイヤまだまだとは、素晴らしい向上心の持ち主です。
部屋も書庫もあらゆる本でうめ尽くされていました。
すごい。
これからもっと売れっ子になってバンバン作品を世に出して「第二の東野圭吾」となって欲しいです。