老いた親を愛せますか?

DANGO母です。

岸見一郎著。

こちらはアドラー心理学で一躍有名になった、哲学者でもあり、アドラー心理学者の岸見一郎先生の書いた本です。

先生は若い頃、今で言うヤングケアラーだったようです。

お母さんがご病気になり、49歳で亡くなるまで、病院でずっと付き添いをされていました。

そしてお父さんは長生きしましたが、晩年はアルツハイマーから認知症を患ってなくなりました。

その間もずっとお父さんの介護をされたそうです。

お父さんの介護をするにあたって、子育てのために勉強したアドラー心理学が大変役に立ったのだとか。

老いて記憶が曖昧になった元々仲良くなかった父親とどんな風に接していたか、どう考えるとお互いが傷つかず、人間らしい関係を保てるのか、そんなヒントがたくさんの格言と共に紹介されている本です。

今目の前にいる年老いた親を自分の理想の型枠にはめ込まない、ありのままを受け入れることが尊敬すると言うことだ、と説かれます。

なかなか岸見先生のようにはいかないと思います。

親子は親子独特の甘えがあるので、他人と付き合うよりも難しいです。

が、アドラー心理学に基づく考え方の変換で、「今、ここ」を生きている老いた親と向き合うことを教えてくれます。

こんな風に考えると、もっと楽になれるんだな、と思えるヒント満載です。

今、老いた親の介護をしている方、これからきっと順番が回ってくるだろうなぁと思われる方、この本は読んでおいた方がいいです。

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月に一度の通院 今月のニャー

DANGO母です。

糖尿病の我が家の猫のニャー。

月に一度の通院日。

病院に行く前日は夜中にご飯を捨てて水だけなので朝からソワソワしています。

「私のご飯はどこ?お腹すいたわよ、私。何か忘れてない?」

と喋りはしませんが、ずーっと後ろをついてきます。

で、今回の血液検査で、超優良な結果が出ました。

先生も驚きの結果。

まだ薬を飲んでいるので完治とはいきませんし、高齢なので他にも病気が出るかもしれません。

血液検査の結果が出た途端、先生が他の病気を探し出したのには笑えた。

白内障にはなってないかな?」

とか、

「脱水は……ないね」

とか、

「風邪は大丈夫かな」

などなど。

それでも当分は糖尿病の投薬を続けます。

先生、これからもよろしくお願い致します。

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五十肩 一度は通る 道なのか

DANGO母です。

ただ今五十肩です。

黙って痛みを堪えて病院に通っておりましたが、あまり芳しくありません。

薬を飲んだり、点滴をしたり、次はブロック注射ですと言われて、もう世も末だ!と悩んでおりました。

が、声をあげてみると

「あ、治るよ、自然治癒ね。」

「あ、私も痛い!」

youtubeで動画見ながら体操したら治ったよ」

老若男女問わず答えが返ってきます。

今日はTVで録画していたマイケルジャクソンのビデオを観ながら上半身だけマイケルと同じ動きをしてみたら、腕が少し軽くなった気がしました。

当分朝はマイケル体操を続けようとと思います。

動きが早いので、着いていけるところだけ、マイペースで頑張ってみます。

心配事の9割は起こらない

DANGO母です。

枡野俊明著。

曹洞宗のお坊さんが書いた本です。

うちのお寺は浄土真宗ですが、こちらは曹洞宗

なんだかとっても格調高い気がするのは私だけでしょうか。

余計な悩みを抱えないように、他人の価値観に振り回されないように、無駄なものを削ぎ落として、限りなくシンプルに生きる。

そのために読む本です。

ごもっともです、ご住職!

仰る通りです、ご住職!

ふざけていません。

日々生活をしていると、人と比べたり、こだわったり、意地になったり、色々あります。

特に会社生活をしていると人の目が気になったり、こうすべきだ!なんてべきべき言ったり。

そーゆーのぜーんぶ無駄。

じくじく悩むのもやめようよ。

どこにお膝が向いているのよ。

すっきりさっぱりしながら、良い言葉を教えてくれる一冊です。

さすがは禅宗のお寺さん、カッコいいですわ。

と夫にもこの本を勧めたら

「オレもおんなじ事を言ってるはずなんだけどなぁ」

とブツブツ。

何度でも読み返したくなる本です。

今悩みを抱えている人、悩みは横に置いといて、少し落ち着いて読んでみてはいかがでしょうか。

すっきりしますよ。

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マンゴーに未練たらたら

DANGO母です。

もう8月も終わりつつあります。

この夏はマンゴー食べました。

お金出して買いました。

どこに行ってもマンゴーを探す夏でした。

セブンイレブンに「まるでシリーズ」というアイスがあります。

まるでそのフルーツそのもの!という意味らしいです。

やっぱりそこでも一押しは「まるで完熟マンゴー」を手に取ります。

凍らせたマンゴーを食べているようです。

何気なくいつも見ない冷蔵庫を見ると、お徳用を見つけたので、迷わず握りました。

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5本入りで390円程です。

お金があまりなかったので今日は一袋だけしか買えませんでしたが、明日はお金を持ってもっと買うぞ!と心に誓っています。

これで高級な生のマンゴーを買わなくて済むわ!と思えるくらいマンゴーに似た味です。

皆様も一度お試しあれ。

先日、私のブログのマンゴー記事を見た友達から

「どんだけマンゴーにハマっとん!笑」とメッセージを頂戴しました。

ありがとうございました。

サルバドーレ・リチートラ

DANGO母です。

ご存知の方はご存知でしょう。

先日久しぶりに古い映画を観ていたらCDが欲しくなってサントラ版を買いました。

何度も繰り返し観た映画、今の今まで歌っているのが俳優さんでなく、ちゃんとしたテノール歌手だと知りませんでした。

あまりに声がいいので「サルバドーレ・リチートラ」とググってみたら、10年も前に事故で亡くなっていました。

パヴァロッティの代役でトスカを歌い、「新しいパヴァロッティ」と一躍脚光を浴びたそうです。

またまた驚いて、そりゃ新しいCDを探してもないはずだわ、と納得。

古いCDを見つけたので買いました。

映画のストーリーも良かったのですが、この映画に出てくるオペラ俳優が歌う場面がたくさんあって、盛り上げてくれます。

とても膨らみがあってまろやかな声です。

実はこのサルバドーレ・リチートラというテノール歌手が見えないところで実力発揮してくれていたと思うと手を合わさずにおれません。

知った時には雲の上の人だったとは。

生きていれば今頃は世界中で活躍していたでしょう。

残念です。

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健康は金で買う、ということか

DANGO母です。

随分連絡ないなぁと心配していました。

うちの猫のニャーは只今糖尿病治療をしています。

推定年齢18歳。

色んな意味でお年頃です。

やっと検査結果の電話がありました。

なんと数値が標準値に戻っているとのことでした。

「すごく数値が良くなっています。けどまだまだ安心できんよ!」

緩んだ心を引き締めるような先生の声。

猫の糖尿病は治るんだ、高い薬にフランス製のごはん。

効くんだ、お金で健康を買うのは人間だけじゃないってことですね。

ホント、見た目にも元気になっています。 

ずーっと一緒だね。

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