伊集院静著。
DANGO母です。
最近は新聞に大きく紹介された本が読みたくなりますが、そのうちの一冊です。
作家の伊集院静さんが、老若男女問わず、お困り事に丁寧に答えるQ&Aの本です。
伊集院光じゃないのね、くらいの認識で、小説は一作も読んだことはなかったのですが、なーんか気になってしまいました。
他人の悩みなんか、悩むほどのことないじゃん!答えは出ているじゃん、と思ってしまうのですが、伊集院静さんにかかると、
「悩みを相談しに来た時点で、本当はもう人の肝は決まっているはずです。みんな自分を肯定してもらいたいだけ」
ときれいな言い方ができるのです。
仰る通りです。
口から悩みというものが出る時点で、自分自身で結論はでているのです。
わかる、わかる、アンタは悪くないよ!と言われたいからお茶やランチをしながら友達とあーでもない、こーでもないとブツブツ言うのです。
仕事、出世、家族、子育て、老後、別れ、誰でも思い当たる悩みを優しく、時に厳しくアドバイスしてくれます。
この中には今自身が悩む問題が入っているかもしれません。
それっ、本屋に急げ!