はてしない物語

DANGO母です。


小さな子供がいるお母さんに
「どうすればいい子供に育つのか?」
と聞かれることがよくあります。
うちの子がイイか悪いかはさておき、本の読み聞かせをオススメしています。
先日も「読み聞かせるのにどの本がいいのか?」と聞かれたのでミヒャエル・エンデはてしない物語をお貸ししたのですが、志半ばで返却されました。
子供をベッドに入れて寝る前に5分だけと時間を決めてお母さんの声で読みます。
小さい子供には絵本でもいいですが、少し大きくなると長いお話がいいと思います。
時間を決めないと、子供は「もっと!もっと!」と欲張るので、忙しいお母さんにも負担がかかります。
一話完結の簡単な本も、中身が面白ければ次の日も同じ本を読んで欲しいとリクエストがあります。
長いお話は次の展開が楽しみになって、早く読んで!と喜んでベッドに入ります。
読み聞かせをしたからといって、決して勉強が出来る子になるわけではありません。
お昼ごはんを食べながら
「お母さんの読み聞かせって役に立った?」
と次男に聞いたところ
「役に立つ、立たないという意識はないが、自分に子供ができたら読み聞かせはしたいと思う。」
と真顔で言っておりました。
こちらの「はてしない物語」はいじめられっ子の主人公が本の中に入って冒険をするというお話です。
主人公をはじめ本の中の登場人物は、たくさんの経験をしながら、人生の中において大切なものは何なのかを教えてくれます。
なぜこの本の表紙に蛇が2匹絡み合っているのか、謎も解けます。
大人になっても何度も読み返せるお話です。
親子で感動を共有できる一冊、オススメですよ。