最期まで在宅おひとりさまで機嫌よく

上野千鶴子

DANGO母です。

ただ今お一人様で奮闘中の母のためにと買いました。

社会学者の上野千鶴子さんが、著名な10人の人と老後を語り合います。

十人十色、みなさん持っているものが違いますので老いに関する考え方もそれぞれです。

生まれた年代によっても命に対する考え方が全く違いますので、そこも面白いです。

親が亡くなって自分の老後がスタートする、と言う言葉が印象に残りました。

そう、親が生きていると自分の老いは気にならないものなのです。

先ずは親、親の老化を見ながら、自分のこれから行く未来も見ているのです。

「このまま歳を取らずに死にたい」

80歳を過ぎると何をやるにも時間がかかって、今までのようにできないのが情けないのだそうですよ、私の母。

それでも父が亡くなって立派なお一人様になり、友達がひょこひょこと遊んでくれるそうです。

上野千鶴子先生も

「金持ちよりも人持ちになりなさい」

と仰っています。

今のところ、母はお一人様の成功例と言えます。

右肩上がりの人生はみんな頑張れるけれど、右肩ダダ下がりの老後のことはなかなか考えたくなさそうです。

はてさてどうなりますことやら。

上野千鶴子先生ご推奨の在宅お一人様、できることなら……と言わず、基礎知識をしっかりつけて挑戦してみたいものです。

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