ボーヴォワールの「老い」から自ら病院行きを選択する

DANGO母です。

ただ今、nhkの「100分で名著」はボーヴォワールの「老い」を読んでいます。

指南役は社会学者の上野千鶴子さん。

面白おかしく、でもポイントはしっかり押さえて解説して下さいます。

老人は、現代のスピード化した消費社会においては「廃品」なのだそうです。

げ、廃品かよ。

どうせおばさんなんだから、とか言ってる場合じゃないな、と一念発起して、今日は整形外科に行ってきました。

3ヶ月前から腕が痛い、もっと掘り下げると、去年の夏から痛い。

ほっときゃ治るさ、どーせおばさんなんだから、痛いとこだって出るわよ、などと心の中でぼやいていましたが、痛い所がどんどん増えたら大変だぁ!

「あ、これは50肩ですね。」

と先生にお墨付きと薬をもらって帰ってきました。

自然に治りませんね、なんせもう廃品なんだから。

人は生まれたら老いて死ぬというのは頭では分かっていても、廃品という言葉につい抗ってしまう自分がいる事を改めて認識した一日でした。

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