ひとよ

DANGO母です。

お正月に撮りためていたお正月番組の中に、以前映画館に足を運んだ映画「ひとよ」があったので懐かしく観ました。

夜毎酒を飲んでは子供達に暴力をふるう夫を殺した母。

「これからは自由に生きていいんだよ」

と子供達に言い残して自首をして、それから15年、母は約束通り刑期を終えて帰ってきた。

殺人犯になった母のせいでオレたちの人生は狂ってしまった。

殺人犯の子として虐げられてきた。

父親に暴力を振るわれている方がマシだった、我慢しているだけで良かったんだから。

母は殺人犯になって聖母になった。

なのにオレたちは…。

そして見えない誰かからの嫌がらせを受け始める。

というお話。

母役は田中裕子さん。

なんでこうなったんだろう、殺されたお父さんが悪いんだけど、生き残った家族は苦しい思いを抱えて生きている。

生きているのだから、どんな形であっても生き続けなければいけない。

一つの事件を通して、登場人物それぞれが悩み、苦しみ、立ち上がっていく、何とも力強い作品でした。

普段邦画はあまり観ないのですが、コチラはおススメです。

f:id:dango33:20240112231312j:image