DANGO母です。
老いた男が最愛の妻を亡くし、
「お前が死んだら後を追うからな」
と約束したので一生懸命に自殺を試みるのだが……というお話。
少し古い映画ではありますが、当時から観たいと思っていました。
老いた男はなかなか死ぬことができません。
思い出すのは若い頃の自分、優しかった妻のこと。
死ねないとお墓に行って亡き妻に
「また失敗したよ」
と報告のお参り。
本人は悲しみ100%で溺れてしまいそう。
好きで好きで一緒になっても、寿命は人それぞれ。
夫婦になってもどちらかが先に逝き、もう片方は置いていかれる運命。
この映画を見ていて思ったこと、生きることができるというのは、誰かから必要とされているということを認識できること。
淋しさと戦うこと。
老いと向き合わざるをえないこと。
苦しいけど、ひとりぼっちじゃないよ、とお伝えしたい。
先ずはこの映画、観て欲しいです。