おいなりさん

DANGO母です。

急に作りたくなったので、昨夜からおいなりさんの皮から準備しました。

おいなりさんを炊くのも酢飯を作るのも案外サクサクできますが、難関はおいなりさんに酢飯を詰めることです。

おいなりさんを破らないようにご飯を詰めていきます。

が、一人で一升作るには相当な根気が必要。

お寺の御斎でも冬の定番メニューとして活躍してきたおいなりさんです。

今はコロナで法要はしても御斎は作っていません。

黙々とおいなりさんを詰めながら、今までお手伝いに来てくれたけど亡くなった人、途中でぱったり来なくなった人、長年手伝ってくれる人、美味しいねぇ、と言いながら食べてくれた人の顔がたくさん思い出されます。

そして、子供たちがまだまだ小さかった頃、おいなりさんを頬張りながら笑っていた事も。

楽しい時間はあっという間に過ぎ去っていきますね。

今を大切に、これからもたくさんいいことがありますように、と願いのこもったおいなりさんです。

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願いが多すぎる、欲張りさんですね。