ひとりぼっちを笑うな

DANGO母です。


漫画家の蛭子能収著。
見た目はちょっと……と思われる蛭子さんの新書。
なんと7万部も売れたそうです。
テレビの対談番組で話題になっていたので読んでみました。
友達はいらないけれど家族は必要なのだとか。
子供の頃から超マイペース、飾らないまま大人になってテレビに出ているままなのだとか。
表紙には
「まさか蛭子さんに共感するとは思ってもいなかった」
とか
「こういう時代にこそ読まれるべき意見だと強く感じる」
と読者の感想がくっついています。
ニヤニヤしながら読んでみたら、これが本当におもしろい。
まさかのまさか、私も共感したのですねえ。
友達がいないとだめだ、とか、ひとりで弁当食べてるなんてありえないとか、色んな価値観がありますが、そんなこと誰が決めたの?
無理して誰かとくっつかなくてもいいよ、と独りを肯定してくれる蛭子さん。
お金にしてもモノにしても欲張らず見栄を張らず、今あるもので楽しむ。
これぞ真の自由人です。
友達とうまくいかない、学校がつまんない、なーんて思う人や、そんな悩みを抱えているお子さんお孫さんがいる方はぜひ読んでください。
周りに流されず、人生を謳歌する蛭子さんはとっても素敵な大人です。