不毛地帯

DANGO母です。


テレビで古い映画「不毛地帯」を観ました。
かの山崎豊子先生原作の映画です。
主人公は仲代達也さん。
近年のドラマでは石油の利権を商社が取り合うという設定でしたが、
古い映画では防衛庁の戦闘機をアメリカのどの会社から買うかでもめるという設定でした。
グラント社とラッキード社、おやおや、どこかで聞いたような名前をうまくもじっていますね(笑)
主人公は先の戦争で参謀として活躍し、戦友の命を間一髪で助けた代わりに10年以上シベリアで強制労働をさせられました。
やっとのことで祖国に帰りましたが、政治絡みの戦闘機購入の争いに巻き込まれ、結果、命を助けた戦友を自殺に追い込む結果となりました。
人生って何でしょう、生きるって何でしょう。
豊子先生の深い問いかけに、はっきりとした答えはありません。