養老孟司の人生論

DANGO母です。


養老孟司著。
売れすぎたのか、復刊らしいですが、私は読んだことがないので読んでみました。
当たり前のことを当たり前だろ!となかなか言いにくい世の中になっています。
今の日本人は死なないと考えている人が多いのだそうですが、人は生きている限り100%死にます。
生まれた限りは老いて病気になって死にます。
幼少期には戦争に巻き込まれ、大人になっては大学紛争に巻き込まれ、おじさんになってもまだその事を考え続け答えが出ないままおじいさんになっている養老孟司さん。
戦争、東大紛争、近いところでは原発事故、誰も責任を取らずうやむやに忘れて行く中、しつこく考え続ける前向きな姿勢を尊敬します。
面白いので是非読んでみてください。