宮部みゆき著。
DANGO母です。
大人になると、自分一人では解決できない難題がふりかかってくるものです。
あー、もーいやだ!
と思っている時に見つけたこちらの宮部みゆきさんの本です。
江戸下町で起こる難事件、珍事件に立ち向かう、江戸っ子本所深川の岡っ引き、茂七親分。
鰹、白魚、柿、桜……と季節の初物にかけたお題がついたお話が一話完結でとても楽しく、哀しく、今あるモヤモヤを忘れさせてくれるほど面白く、読み出すとついつい没頭しています。
江戸っ子気分になって、茂七親分の後にくっついて事件を解決しています。
いつもながら、宮部みゆきさんは天才だと思います。
仕事とはいえ、まー、次から次へと作品を世に出して、しかもどれも面白い。
お話にあまりに入り込むと、現実の仕事が疎かになってしまうので、気をつけて少しずつ読むように心がけています。
現代物も好きですが、江戸の庶民の話の方が私は好きかな。