映画 運び屋

DANGO母です。

クリント・イーストウッド監督、主演の「運び屋」を観に行きました。

退役軍人で、仕事第一で生きてきたおじいさん、アール。

仕事に失敗した時、たまたま荷物を運ぶ仕事があるよ、と声をかけられる。

何度か運ぶうちに、つい荷物の中身見てしまう。

それは麻薬だった。

誰も90歳近いおじいさんが運び屋だとは思わない。

お金もたくさんくれるので、ついついやめられなくなるのだが……というお話です。

クリント・イーストウッドの演技がとてもいい。

若い頃の彼はあまり好きじゃなかったけれど、歳をとるごとに油が抜けて良くなっています。

運び屋のおじいさんの気持ちの機微を表現できるのは俺しかいない!と自作自演になったそうです。

その娘役を自身の娘さんが演じているので、微妙な親子関係がとてもリアルに表現されています。

映画の最後の最後に主人公は

「お金で何でも買えると思ったが、時間だけは買えない」

と振り返ります。

この言葉、若い人が言うと説得力が足りない。

やっぱりクリント・イーストウッドが言うから言葉が一層重いのである。

よかったです。

観てね。

 

 

 

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