着物を着る

DANGO母です。


着物を着る季節になってから、本屋さんで着物関連の本や雑誌に目がいくようになっています。
先日「和楽」という雑誌を見ていましたら、女優の沢村貞子さんがモノクロ写真で登場していました。
「すこし派手な縞も、大島も、着てあげないと申し訳ない」
と書いてありました。
買っただけでは着物に申し訳ないと言うのです。
じっくり選んだものもあれば、勢いで買ったものもある。
私のタンスにもあります。
安いわね、とか、かわいいわね、とか。
買ったはいいが、タンスの奥深くに眠っている、袖を通していない着物たち。
日の目を見ないとは正にこのことです。
着物を自分で着られるようになってもう10年程経ちます。
これからはもっとせっせと着ようと思います。
沢村貞子さんのように普段から晴れの日まで自然に着られるのが理想ですが、子どもの頃からきていたわけでもなく、周りの人も、今のおばあちゃん世代も普段には着ていないのでお手本がないのが残念です。
私の場合ほとんど手探り状態で着物を着ています。