上杉隆の40字で答えなさい

DANGO母です。


久しぶりに「上杉隆」と検索したら、あまりイイことが書かれていませんでした。
一時期、津波原発事故の後くらいでしょうか、彼のツイッターがおもしろくて追っていたことがあります。
が、何がしか規制がかかってネットから姿を消した後は、ツイッターも覗くことはなくなりましたが、先日古本屋さんで見つけたので買ってみました。


「官僚の仕事とは何か?」
内閣支持率とは何か?」
「地デジ化が進んだのはなぜか?」
裁判員制度がなぜスタートしたのか?」
「国会議員の仕事とは何か?」
「サミットとは何か?」
「検察とは何か?」
このような質問に40文字で答えて、解説がついています。
まずは教科書的な答え方をして、解説・・・というよりも彼の持論を展開し、彼が40文字で彼の正解を書いてくれます。
明瞭完結でなかなかおもしろいです。
彼はジャーナリストになるために、鳩山邦夫の秘書をした、というおもしろい経歴があります。
しかしこの本を読む限りでは彼は小沢一郎氏のことが好きなようです。
小沢一郎とはどんな政治家か?」
という質問をしています。
答えは
「シャイで口下手ながら、日本で(もっともオープンで)政策に強い政治家。世界と日本での評価が真逆。」(5字はみだし)
このところ、ずーっとポイントの低い小沢一郎氏ですが、受け止め方は人それぞれのようです。
なぜ小沢一郎氏がいい政治家なの?
と疑問に思う方はぜひ一度この本を読んで下さいね。
庶民の生活からは遠く離れた政治の世界をどう読み解くかは人それぞれだと思いますが、あー、こんな見方もあるのね〜とか、あー、そーゆーことだったんだ〜など、読む側にとって色んな解釈ができますよ。