手作り帯

DANGO母です。


今日は若干涼しかったので、着物で買い物に出かけた。
若干、である。
やっぱり着物は暑い。
洋服よりも重ねる枚数は多いし、おまけに帯もぐるぐる巻く。
腰巻の上から腹巻をしているようなものである。
しかし着物はいいなぁ。
この季節には汗をかくので、洗濯機でガラガラ洗えるものが気持ちいい。
今日の着物はとあるプレタの着物である。
素材はポリエステルだけれど、着ていると心優しい方達は案外騙されてくれる。
「紬ですか?」
などと聞いてくれるのだが、
「化繊です。」
と正直に答えている。
この写真の帯は、私が本を見ながら作った二部式の帯である。
一人で着られるようになって、着物のことを考えるのがとっても楽しかった頃、
端切れを買ってきてミシンで縫った。
帯芯が手に入らなかったので、洋服用の接着芯を入れたらふにゃふにゃな仕上がりだ。
しかし、遠目に見るだけなら帯芯が入っているとかいないとか関係ないので
よしとしよう。
なんとなく好きなのね、この帯。
帯枕なしでお太鼓風に作ったけれど、後ろがどうなっているか不安だったので
買い物の途中、信号待ちにて夫に頼んで一枚写真を撮ってもらった。