ハドソン川の奇跡

DANGO母です。


今夜は「ハドソン川の奇跡」を観てきました。
このお話は実話です。
パイロット歴約40年の腕前のサリー機長、いつものようエアバスを飛ばしたところ、鳥の大群と遭遇し、両側ともエンジンが停止、管制官は元来た空港に引き返すように促しますが、飛んでる飛行機は高度がどんどん落ちてきて、引き返すこともできなくなり、苦渋の決断でハドソン川に不時着水します。
サリー機長は乗組員を入れて155人全員の命を危機一髪で助けたことで、一躍全米のヒーローと奉られます。
が、事故調査委員会は、サリー機長の判断ミスではないか?と疑われ始める、というお話です。
「今迄の40年近い操縦には何も触れず、この一度きりの操縦のみで俺の未来が消えるかもしれない。年金も退職金も、サイドビジネスも全てパーだ」
とはサリー機長の絶望の淵のセリフ。
一躍ヒーローになったとて、普通に家族があって生活がある。
なんとも生々しい人間らしい言葉です。
サリー機長を演じるのはトム・ハンクス、監督はクリント・イーストウッド
と聞けばもちろん当たりの映画。
トム・ハンクスの名演技とクリント・イーストウッドの映画作りにおける職人魂が見事に連呼しています。
ク〜ッ!泣けてくるねぇ〜っ!!男泣きだぁー!!!
上映時間も96分と中身は濃く、時間はスマートに仕上がっています。
よかったです、まだ間に合うから是非映画館で観て下さいね。