エッシャー展に行く

DANGO母です。


高松市立美術館がリニューアルしました。
どこが?と思いましたが、車椅子の方が少しでも楽に来られるようにと、フロアをカーペットからフローリングに変えたり、作品の劣化を防ぐために明るめの照明からLEDの暗めの照明に変えたり、今風にしたそうです。
で、今回はだまし絵で有名な「エッシャー展」を開催中。
初期の作品は版画が多いのですが、半ばら幾何学模様のような作品が多くなり、二次元で三次元の世界を表現するようになります。
作品はほとんどモノトーンなので、華やかではありませんが、とても緻密に計算し尽くしたそれぞれの作品は、見ているととても不思議で、エッシャーの頭の中は実は右脳よりも左脳が働いていたんじゃないか、と思わせます。
作品の印象は、静かですが、チャーミングで計画的。
見ている側がほほぅ、と納得すると、エッシャーがどこかでクスリと笑っているような、そんな空間です。
もう少しだけやっているので、お近くの方は是非足を運んでみてください。