DANGO母です。
韓国映画、マルモイを観てきました。
1940年代、韓国は日本の植民地でした。
日本は韓国人に日本語を話すことを強要し、創氏改名をさせました。
そんな狂った時代、どんどんなくなってくる母国語である韓国語の辞書を作るために有志が命がけで言葉を集めていました。
歴史の授業で「韓国を植民地化する」と言われても「へー」で終わってしまっていました。
実際には統治するものとされるものは雲泥の差がありました。
日本人が韓国で韓国人をどんなに侮蔑的な態度で扱おうとも、韓国の人は日本語を使わないと殴られていました。
国策とはいえ、この映画をみていると、ホントに恥ずかしくなりました。
こんな世界が当たり前のように存在して、戦争に負けるまで続いていたのかと思うと気分が悪くなりました。
言葉はアイデンティティです。
言葉を取り上げ、名前を変えられるということは、骨抜きにされてしまうということです。
実際にあった事件を元に制作している作品です。
もうすぐ終戦記念日、日本人がお隣の国で何をやってきたのか、少しでも知っておくことが、これからの日韓関係を考える上でも大切ではないでしょうか。