伝説の灘高教師が教える 一生役立つ学ぶ力

DANGO母です。


次男は高校三年生、そう、受験生です。
三年生にもなると、一月に何度もテストがあります。
普段は慌てる様子もなく飄々とテストを受けているのですが
今回はかなり落ち込んでいた様子。
それを見かねて夫が買った本がコレ。
「伝説の灘高教師が教える 一生役立つ学ぶ力」橋本武著
中勘助の小説「銀の匙」を題材に授業をして、灘高を東大合格者数全国一位にした
テレビでも取り上げられた有名な国語の先生です。
御年100歳!
先生は
「すぐに役立つことは、すぐ役立たなくなる。もっと横道にそれてみよう」
と言われます。
それは大人になってからわかることじゃん、とも思うんだけど・・・。
それじゃあ遅いんだよね・・・。
受験まであと数カ月しかないので慌てたり落ち込んだりする次男の気持ちもわかるんだけどな・・・。


この本の中で「書けば書くほど国語の総合力はアップする」と先生は言われています。
なぜならば
「書くことによって、読むだけではなかなか身に付かない『判断力』『構成力』『集中力』が養われる」
からだそうです。
ほーほーほー。
ってことは、こうやってブログを書いている私でも『判断力』『構成力』『集中力』が養われているのだろうか?と思うと、ちょっと賢くなったような気がして嬉しいな。
子供の頃にこんな先生に出会っていたら、私の中途半端な人生も違ったものになっていたかもしれないな、と都合のいい妄想が膨らむほど、橋本武先生はホントにイイ先生です。
受験生がいる人もいない人も是非読んでほしい一冊です。
物事の考え方が変わりますよ。