ＤＡＮＧＯ母です。
「今度電話してきたら、ぶっ殺す！！」
と本の帯に書いています。
この本はＹ本さんこと榎本まみさんが実際に働いている信販会社の中にある
督促コールセンターで実際にあったことをおもしろく書いています。
借金取りに取り立てられる、一昔前は恐ろしいイメージでしたが、
今は法律も変わって、ふつうの会社員が商品を勧めるかのごとくお電話をかけているようです。
お金は借りたら返すもの、といった一般常識は通用しないようです。
電話をしても罵詈雑言が飛んでくるのは当たり前だそうで、何も悪くないのにどうして私が叱られるのか？悩んで辞めて行く人もいるそうです。
督促電話のお仕事はとてもハードですぐに１０キロ以上痩せて、具合が悪くなるそうです。
本当はもっと殺伐としてキツイ仕事なのだろう、と想像できますが、
筆者はそれをおもしろおかしく書いてあります。
「貸したお金を返してよ」
というような、頼みづらいことを頼み、断りにくいことを断るノウハウもチョコチョコ出てきますので、気弱な私などには大変参考になります。
お金の話はとにかく言い出し辛いのが世の常です。
言いたくないし、言われたくもないけれど、生きている限り必ずそういう場に
直面します。
人間関係を損なわずに上手に生きていくには智慧が必要です。
この本、役に立ちますよ〜。
