ＤＡＮＧＯ母です。
ＮＨＫテレビで画家の草間弥生の特集番組をしていた。
８３歳だそうである。
世界を巡る展覧会のために、１００枚の連作を描いていた。
大きなキャンバスはあらかじめアシスタントが色を塗って用意してある。
その大きなキャンバスを緻密な模様で一心不乱に埋めていく。
土日を除いて一日に一枚のペースで仕上げるらしい。
８３歳である。
普段は車いすで移動をするが、絵を描き始めると、足の震えも止まり、俄然バリバリと集中して、足の弱さを感じなくなるそうだ。
どこからそのエネルギーが湧いてくるのかわからない。
「宇宙のすべてのものを愛で包みたい」
という草間弥生。
若い頃、ニューヨークで活躍、脚光を浴びるが受け入れられずに帰国。
帰国するも、マスコミにスキャンダラスに報じられ、精神的に挫折。
私が知っている限りでは、何年か前に、水玉のかぼちゃでブレイクした。
ケータイ電話も草間弥生モデルが出た。
もちろんはでに水玉模様である。
今回はルイ・ヴィトンとコラボして、洋服やバッグを水玉で覆い尽くしている。
只今、草間弥生のオフィスビル近くに、作品を飾る美術館を作っているそうだ。
大器晩成というのか？
話を聞いていると、まだまだ欲深い一面もちらりと垣間見ることができる。
お迎えが来ても跳ね返すパワーがみなぎっている。
オレンジのおかっぱ頭で頑張る草間弥生。
頑張る女性を観るのはとってもワクワクするな。
