公証役場の先生にお話に来てもらいました

DANGO母です。

今日は月に一度のお寺のイベントの日。

今回は大人向けの終活セミナー、遺言書作成のお話をしてもらいました。

講師は高松公証役場の公証人、穴澤太市先生です。

やんわりとした東北なまりの残る語り口で、参加者の皆さんの疑問に答えてもらいました。

先生が毎日取り組んでいる仕事は公正証書遺言の作成です。

巷では遺言書は封を開けたら効力かわなくなるとか、作るのに莫大なお金がかかるとか、不思議なウワサが闊歩していますが、それは全部ドラマの見過ぎですよ、とのことです。

例えば映画「犬神家の一族」ですが、弁護士が

「相続人全員が集まったらお開けします」

のシーン、何が何でもスケキヨがいないと遺言書は見せられないという事情などなど。

結構私達庶民には刷り込まれているのですが、遺言書は公正証書遺言の場合、いつでも見られる状態にするために封をせずにいますし、スケキヨは孫に当たるので相続人ではないのです。

ご自分で必要書類を集めて遺言書を作ってもらうと、想像以上に安価に作れますし、もしもの時、自分がコツコツ貯めて作った財産は自分の思う通りに動きます。

気持ちが変われば何度でも作り直す事ができますし、一番効力のある公文書なのだそうです。

大変勉強になりました。

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