姜尚中氏の講演会に行く

DANGO母です。


政治学者の姜尚中氏が大好きな友達に誘われて行ってきました。
彼女は姜尚中氏の声が好きだそうです。
誘われた私は、はたして眠らずに最後まで聞き続けることができるのか?が
最重要課題でしたが、難しそうな経済の話をおもしろく噛み砕いて話してくれたので何とか眠らずに全部聞くことができました。
姜尚中氏の言うことには、インフレ時代には福沢諭吉司馬遼太郎を読むべし、デフレの時代には夏目漱石を読むべしとのことでした。
夏目漱石の小説の主人公と今の若者との共通点は「迷い子」だそうです。
目的があるでなし、外の世界に冒険に行くでなし、尊敬する師がいるでなし。
そこそこに満たされていると感じたら、ガムシャラなやる気は出てこないのでしょう。
いや、このデフレをどうにかしないとこのままではまずい、ということは漠然とわかっているのでしょうが、はっきりとした答えも出ないままズルズルとやりすごしているのでしょうか。
これから阿部総理が新しい経済政策で日本を立て直すらしいのですが、姜尚中氏に言わせれば、これが日本経済再生のラストチャンス、ココでこけたら日本経済もおしまいだそうです。
未来の子どもたちのためにもチャンスを生かして頑張って欲しいものです。
「今日は姜尚中の講演会でイイ話を聞いてきたよ〜!」といばって姜尚中氏のチラシを見せたら
「これ尾木ママと違うん?」
だって。
確かに似ているといえば似ているかも(笑)