お約束の

DANGO母です。


「卒業したらカラオケに行こうね!」
のにんじんをぶら下げて無事卒業した娘と
盛り上げ役の長男を連れていつものカラオケ屋にGO!


卒業生2名を連れて行ったので、
こりゃ歌う歌は一つ・・・海援隊の「贈る言葉」である。
盛り上がって3番に差し掛かったところで歌えなくなった。

1) 暮れなずむ町の 光と影の中
  去りゆくあなたへ 贈る言葉
  悲しみこらえて 微笑むよりも
  涙かれるまで 泣くほうがいい
  人は悲しみが 多いほど
  人には優しく できるのだから
  さよならだけでは さびしすぎるから
  愛するあなたへ 贈る言葉

(2) 夕暮れの風に 途切れたけれど
  終わりまで聞いて 贈る言葉
  信じられぬと 嘆くよりも
  人を信じて 傷つくほうがいい
  求めないで 優しさなんか
  臆病者の 言いわけだから
  はじめて愛した あなたのために
  飾りもつけずに 贈る言葉

(3) これから始まる 暮らしの中で
  誰かがあなたを 愛するでしょう
  だけど私ほど あなたのことを
  深く愛した ヤツはいない
  遠ざかる影が 人混みに消えた
  もう届かない 贈る言葉
  もう届かない 贈る言葉


「そこで泣くかよ・・・まだこっちにいるんだから」
と困惑気味の長男。
ああ、あたしゃ泣くよ。
もうすぐいなくなると思うと、もっと可愛がっておけばよかったとか、
おしゃべり坊やがいなくなると、おうちの中が広くなるとか
いろんな気持ちが交錯して泣けてくるよ。
お前なんか渋谷のスクランブル交差点で集団孤独に襲われて
一人で泣くがいいわい。


しかし、今回のでっかい災害のおかげで
晴れ晴れしい入学式は中止、いつから授業が始まるか未定。
当分はプータローである。
かといってずっといるわけではない。
やっぱり寂しくてたまんないのである。
親子ったって、どんな形にせよ別れがある。
だから、一緒にいる時に後で悔やまないように大切にしようと思う。