すぐ死ぬんだから

f:id:dango33:20181117235828j:plainDANGO母です。


内館牧子著。

この方の作品を読むのは初めてかも。

こんなに面白いとは思いませんでした。

主人公は78歳のおばあちゃん。

ある日、実年齢よりも年上に見られたことがきっかけで、いつも綺麗に磨きをかけて勉強して、今では実年齢よりも10歳は若く見えるようになりました。

同窓会に行っても、女友達には妬まれ、どうでもいいハゲ親父はぞろぞろ寄ってくる。

いやよ、そんなの。

もうあの集まりには行かない!

優しくて折り紙にしか興味のない大人しい夫と仲良く遊ぶ。

ところがある日その優しい夫が急死、遺言状には知らない女性と男の子の名前があるのを発見するのをきっかけに物語が動いていく。

中身のない人に限って「やっぱり中身よね」という、が、どんだけ中身がいいんだ?

だらしない格好をしている人に限って「私はナチュラルなの、ありのままなの」と手抜きを肯定する。

「どうせすぐに死ぬんだから」は年寄りの免罪符。

などなど、主人公が一言言うたびに心の声も一緒に言ってくれるので、もっと名言はないか?と読み手側も必死になって文字を拾う。

頭がキレて美しい女性にはみんなかなわない。

夫が隠し続けた愛人の元へ乗り込む時のやりとりも圧巻です。

笑いあり、涙ありの人生色々が詰まっています。

ぜひご一読下さい。

まだまだ読書の秋は続きそうです。





ちゃんぽん慶造

DANGO母です。

 

新聞で紹介されていた新しくできたちゃんぽんのお店「ちゃんぽん慶造」に行ってきました。

開店して半年ほどのまだまだ新しいお店です。

お店のご主人は長崎出身だとか。

長崎ちゃんぽん800円。

全ての味をニンニクで誤魔化すチェーン店の味とは全然違います。

長崎でちゃんぽんを食べたことはありませんが、何ともほっこりとした優しい味です。

お野菜たっぷり、エビやブタが踊っていて、麺は極太。

片原町の線路のそばです。

お近くの人はぜひぜひ。

 

おススメです。f:id:dango33:20181115230611j:image

 

プチ同窓会に

DANGO母です。

 

仲良しの友達とお茶に行ったら、小中学の同級生がいました。

席を同じくしてプチ同窓会に変身。

5人中、すでに2人はご主人に先立たれて未亡人になっていました。

1人は早期離婚で、後の1人は長々の単身赴任で母子家庭。

いやー、凄まじいです、そして女性は逞しいです。

うちはおかげさまでまだ生きてます。

当たり前のように思っていましたが、生きているってことは奇跡です。

もうすぐいい夫婦の日、夫に感謝申し上げます。

 

大塚国際美術館に行ってきた

DANGO母です。


先日、徳島県にある大塚国際美術館に行ってきました。
何がすごいって、パスポートを作ってわざわざ海外に行かずとも、世界各国の名画が一堂に会する美術館だからです。
行かれた方はご存知でしょうが、とにかく広い。
展示している名画の数々は本物そっくりに陶板に焼き付けているので、触ってもよし、写真撮ってもよし。
バチカンにあるシスティーナ礼拝堂はそのままコピー。
一日では回りきれないほどの名作が並んでいます。
ピカソゲルニカなんか本物そっくり。
バルセロナまで行かなくてもいいくらいの出来栄え。
とにかくすごい。
大塚製薬、お金持ち!
館内では三ヶ所ほどレストランやカフェがあるのですが、どこで食べても安い。
バスの運転手さんも、警備や受付の方もみんな優しい。
人が感じ悪いとどんないい施設でもムッとしますね。
社員教育徹底。
すごいわ、大塚製薬
いいもの作ってくれてありがとう。
って、もう3回目なんですけど。
美術館の凄さとともに、大塚製薬の偉大さをしっかり受け止めた一日でした。
また行きたいです。

190円のスカート

DANGO母です。


いつもとは違う方向のスーパーからの帰り道、普段は通らないので全然知らなかったのですが、たくさんお店が増えていました。
お安いと評判の「GU」も大きな郊外店ができていました。
お店に入ると「値下げしました」と赤札がバンバン並んでいました。
気になったのがベロアのプリーツスカート。
お値段なんと190円!
試着してOKだったのでお買い上げ。
お家に帰って赤札を剥がしてみたら定価は1990円でした。
190円のスカート、原価は一体いくらなのでしょう。
定価で買う気が失せますな。