「TOKYO 1970」by Japanese photographers 9

DANGO母です。


先日、東京に行きました。
nikkokisugeさんのブログを見ていたら銀座のアルマーニビルで写真展があるとのこと、せっかくだからと覗いてみました。
「『TOKYO 1970』by Japanese photographers 9」
有田泰而、沢渡朔須田一政立木義浩寺山修司, 内藤正敏細江英公森山大道渡辺克巳による約300点の写真。
1970年代の東京は今と違って汚くて恐ろしくて熱いです。
一枚一枚の写真から「生きてるぞーっ!」とパワーが押し寄せてきます。
いつからこの国は小奇麗で平面的になっちゃったんでしょうか。
人間が生きているって、もっと温度があって臭いもあって、ドロドロとしたものが渦巻いているってことじゃないのでしょうか。
触るとぐちゃぐちゃしていてベトベトしていて振り払ってもへばりついてくるような粘着質な時代を感じます。
今から40年程昔の写真ですが、全然古くなくてかっこいいです。
荒々しい焼き具合も手作り感満載。
オシャレでクリーンで美しいTOKYOなんて想像もできない時代を切り取った写真展でした。
昭和ですね、昭和。