「サンタクロース」

今週のお題「サンタクロース」

DANGO母です。


サンタクロース、長男が生まれてから、12年間、私がサンタクロースでした。
保育所では、25日には子供同士で
「おまえんち、何くれたん?」
「オレんち、○○!」
という会話が朝一番から飛び交っていました。
ゲームや流行物は買わない、と決めていたので
私が買うのは決まって絵本。
本屋さんで心を込めて選んでいたと記憶します。
ところが、その会話を聞いて、何だかまずい、うちの子だけ浮いてるんじゃないか?と
慌てました。(ここが私の弱いとこ)
その次の年から、はクリスマス前にリクエストカードを渡して
欲しいものを書くようにしていたと思います。
ところが、子供達のリクエストカードに応えるのはとっても大変。
流行物はすぐに売り切れるし、予約してもいつ入荷するかわからないからです。
何度もひどい目にあいました。


それは長男が小学校6年生のクリスマス。
リクエストカードには当時話題のゲーム機PSPが欲しいと書かれていましたが
どの店も入荷未定、限定5台、入手不可能・・・。
しかたなくパソコンで「私はサンタです。」という書き出しで
「リクエストのPSPが少々遅れますが、イイコにしていると早く届くよ」
という内容の偽手紙を作って枕の下に入れました。
25日の朝
「PSP、限定13台、○○電機に入るらしいで!急いだら間に合うよっ!」
友達からの電話で飛び起きて、パジャマにコートを羽織って子供と一緒に並びに行きました。
みごとPSPゲットです。
でも、PSPだけにとどまらず、結果的にはゲームソフトまでも買わされて手痛い出費。
次の年からはサンタさんは我が家には来ていません。
主人公が正体を明かした時、ドラマは最終回ってのが世の常である。