猿の惑星:創世記(ジェネシス)

DANGO母です。


今日は久しぶりに映画に行ってきました。
そう、今話題の「猿の惑星:創世記(ジェネシス)」です。
スマステーションの看板コーナー(?)月イチゴローでは
5作品中第4位にランクインという低評価。
ゴローちゃんは
「CGのサルが表情が良すぎて、ただ気持ち悪いサルの映画」
と評価している。
その通りだった。


猿の惑星といえば、私の年代ではチャールトン・ヘストン主演の第一弾が
とても印象的である。
知らない惑星に着陸したつもりが、実は時空を超えて、猿が支配している
地球にたどり着いていた・・・というストーリーである。
ラストシーンで自由の女神の頭がゴロリと見えた時には
子供ながらに衝撃を受けた。
今回の映画は、なぜ地球の支配者が人間からサルになったか、
つまり、第一弾の前の話を作っているわけである。
CGのサルは観る人のお好みがあろうかと思うが、
話の組み立て方も、登場人物の決め具合も、何だか曖昧。
なぜそこまでお父さんの病気にこだわるのか、急に出来た彼女はこの話に必要か?とか、
なぜ隣人はパイロットなのか?
パイロットなのに、どうしてこう不注意なのか?
この映画を、何が何でも第一弾の頭にくっつけるための理由付け、
無理やり感が手に取るようにわかって痛い。
観ていて不自然で、本来湧かないはずの疑問が次から次へと芽生え
素直な気持ちで映画に没頭できなかった。
しかも、サルの飼育係がハリーポッターシリーズのドラコ・マルフォイ役の男の子。
魔法界ではプリンスなのに、人間界ではなぜサルに餌をやっている?


この映画で学んだことは「ペットを飼う時は責任をもって飼うべし」
ということくらいか。
何をゴタクを並べているんだ?と思う方はぜひ映画館に足を運んでください。
ゴローちゃんのいうことを聞かずに、1000円払って貴重な時間を
台無しにしてしまった・・・。
ゴローちゃんの評価を確認するにはちょうどよかった作品と言えるかもしれない。
(負け惜しみだけど)