先生の3回忌

DANGO母です。

先日、夫が若い頃からずーっとお世話になっていたある先生の3回忌法要に行ってきました。

お葬式も一周忌もコロナ禍、ようやく落ち着いたようなので、慌てて行ってきました。

よく勉強会でお世話になったお寺や、勉強会の後にお世話になったがんちゃんちでもお勤めをしました。

人が亡くなって、お葬式をしないと、なんだか亡くなった気がしないものですね。

宙ぶらりんな感じです。

がんちゃんちでご法事を勤めた時のこと、手作りの表白の後、素直に正信偈をお勤めしていたら、先生との思い出が溢れてきて、先生に会えたような気がして、涙が止まりませんでした。

先生の言葉は先生が亡くなって尚問いかけてくれます。

がんちゃんちにかけてあった色紙には「遠い道を往こう」でした。

心に染みる言葉です。

往く、ではなく、往こう、と背中を押してくれているような気がします。

そして、集まって下さった皆さんの感話を聴いていると、先生の言葉一つとってもみなそれぞれの受け止めが違っていて「あれ?そうだったの?」

という新たな発見もあり、とても和やかな一日になりました。

先生にご縁を頂いて、その輪が広がって、その中に私も入れてもらえたのはただただ感謝です。

法事を儀礼的に渋々やらされてる人も多々おられますが、もう一度法事って何のためににするのか、お考えになるのも良いかと思いました。

亡き人からのメッセージを聴く、いい機会になるといいですね。

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