DANGO母です。
ベネチア国際映画祭で銀獅子賞受賞作品!と話題の映画に行ってまいりました。
東西冷戦も昔話となり、スパイと聞くと既に歴史の一部、なんともノスタルジックな気分になります。
しかも時代は大平洋戦争に突入する少し前という設定、見ないわけがない!
主演の蒼井優ちゃんが着物姿も見られるぞ!
とホクホクしていましたが……残念。
まず、着物姿は一枚こっきり。
夫が貿易商とあって、彼女はハイカラな洋服ばかり。
話が私には退屈で、途中からは
「どうして蒼井優ちゃんは山ちゃんと結婚したんだ?それならスパイの妻ではなくて芸人の妻ではないか」
頭の中でぐるぐるとそればかりが気になりだした。
相手役、貿易商の夫には高橋一生。
沢山の社員を抱えたなかなかの会社の社長にはまるで見えない。
あんなフニャフニャの棒読み憲兵、実際にいたら即クビだと思う。
何をやっても東出だ。
と、決して悪口を言ってるわけじゃないんですよ、あくまでも個人的な感想です。
小さなホールで迫真の演技を間近で体感するお芝居を見るのが好きな方にはオススメです。
で、どうして蒼井優ちゃんが山ちゃんと結婚したのか、未だ謎です。