読書 フランス人は10着しか服を持たない

DANGO母です。
ブックオフで見つけてつい買っちゃいました。
少し前にベストセラーになった本。
フランス人が書いているものとばかり思っていましたが、実はフランスに留学したアメリカ人が書いた本です。
日本人は「欧米か!」と一括りに言いますが、アメリカとヨーロッパでは文化や歴史や考え方が随分異なります。
日本人はどちらかといえばアメリカンですね。
安い服を買って、クローゼットをパンパンにして毎朝「着ていく服がなーい!」と嘆くのはアメリカンです。
全員がそうとは申しませんが、かくいう私もアメリカンです。
著者が留学時にホームステイしたお宅はフランスの貴族の末裔だったそうで、だからといって豪奢な暮らしをするでなく、とても慎ましく温かい家庭だったそうです。
リビングはだらしなく寝転んでテレビを見る場所ではありませんよ、家族で食卓を囲み、ゆっくりとおしゃべりしながらくつろぐ、もしくは読書を楽しむ場所です、などなどアメリカ人の目から見たフランス人の生活は学ぶところが多く、その中でも本の題名にもなっている服を10枚しか持たないということをはじめ、驚きの生活をたくさん教えてくれます。
あっという間に読める本で、感激のあまり娘にも読んでもらったら、次の日から二人でフランス人になっています。
先ずはお部屋の片付けからスタート。
日本では断捨離とも言います。
が、フランス人になった気持ちで部屋やクローゼットの片付けをすると気分がグッと上がります。
おかげさまで片付け嫌いな娘の部屋もだんだんと綺麗になってきています。
片付けを怠けているとお互い「ほらほら、フランス人を忘れとるでー」と励まし合っています。
お部屋を片付けて優雅な気持ちで毎日過ごしたいと願う方にぴったりの一冊です。

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