DANGO母です。
今、アカデミー賞で話題の「グリーンブック」を観てきました。
グリーンブックとは、黒人でも泊まれるホテルが載っているガイドブックのこと。
イタリア移民のトニーと、黒人のピアニスト、ドクター・シャーリーの友情の物語。
日本の田舎に住んでいると黒人差別はあまりピンときませんが、アメリカではまだまだ根強い社会問題ですね。
3歳からピアノを弾き始め、レニングラード音楽院を出た天才ピアニストのシャーリー。
ですが、ただ肌が黒いというだけで当たり前のように差別をされます。
差別とは孤独です。
貧しい黒人には白い目で見られ、白人には蔑まれます。
なんとも居場所がない、私は一体何者で、どこにいればいいのだ。
悲しみで心がいっぱいになります。
イタリア系移民のトニーは手紙も満足に書けない、腕力と世渡り上手だけで生きている貧しい白人。
最初は生活のためだけで黒人ピアニストの運転手を引き受けたけれども、やがて二人の間には尊敬と友情が生まれ、それは死ぬまで続きます。
実話を元にしたお話です。
145分という長時間ですが、腰は痛くなりません。
ぜひぜひご覧になってください。
ドクターシャーリー役のマハーシャラ・アリがとても良かったので、今度は「ムーンライト」もレンタルして観たいです。