老いと収納

DANGO母です。


群ようこ著。
断捨離が一時期ブームでした。
断捨離という言葉が出る前から、群ようこさんはずーっと気になっていたようです。
住んでいるマンションの外壁工事に合わせてベランダの片付けをする羽目になった。
それを機に、部屋の中のいらないものを捨てるぞ!と一念発起してゴミを出しはじめた、群ようこさんの片付け奮闘記です。
最初は大物家電製品からスタート、だんだん小物になってくると、何がどれだけあって、何を置いて何を捨てたか、事細かに書いてくれています。
ちょっと読むのがしんどくなりましたが、一人暮らしの群ようこさんでさえ、とんでもないガラクタ(失礼)の量でした。
最近の家は、やたらと収納スペースを作っているので、いらないものを隠してしまったら、よほどのことがない限りずーっと塩漬けにしているようです。
うちは基本5人家族なので、もっと出て来るのでしょう。
還暦を過ぎなくても、今から始めても決して遅くないなあ、でも捨てられないなあ、と考えてしまう一冊です。
私もすでに一度がっつりと捨てたはずですが、気がついたらクローゼットもいっぱいになっています。
真面目に取り組もうっと。