わたしを離さないで

DANGO母です。


今年ノーベル賞をもらったカズオ・イシグロの本です。
日本のテレビドラマにもなったそうで、随分新聞やニュースで取り上げられています。
読みたいなぁ、とそそられて本屋さんに出かけました。
ところがノーベル賞を取ったのに、コーナーがないのである。
店員さんに尋ねてみたら、みんな彼の本などノーマークだったそうで、ノーベル賞を取った途端、慌てて在庫をかき集めたら全部あわせても5.6冊しかなく、その日のうちに売り切れて、ただいま入荷待ちの予約待ちなのだそうです。
この本は重版決定だそうですが、何冊入って来るかは未定とのことでした。
英国の田舎町に建てられた一軒の寄宿舎、とても楽しそうですが、訪問して来る親はおらず、将来の夢を語り合うこともない。
その子たちは実は臓器移植のためだけに、臓器提供するためだけに生かされているのだった。
というお話らしい。
あー、気になるなぁ、読みたいなぁ、静かに怖いお話だそうです。
今、現実にありそうな恐怖です。
人の内臓を取ってまで生きたい人、たくさんいそうだもの。
カズオ・イシグロ、読みたいなぁ。