シンプル着物

DANGO母です。


三原佳子著。
着物を着始めた頃、クロワッサンの別冊「着物の時間」に出ていた、日本刺繍作家です。
着物は洋服と違って、柄on柄、色vs色は当たり前の世界ですが、この方は洋服と同じように着物を纏います。
色はトータルで三色に抑えて、着物は無地紬か江戸小紋、帯は洒落袋、と、ポリシーを貫き通す着こなしです。
グレーの着物に黒い帯、一見お通夜?とも取れる控えめな色合わせにインパクトのある帯締めを一本足す。
するとその人らしさがぐっと前に出てきます。
今回この本を見て、色々と着るのも楽しいけれど、やっぱりお地味な色合わせが一番着ていて落ち着くんだなぁと納得しました。
ホントにsimple is bestです。
着物の着こなしに迷いがある方は必見。是非この本を見て初心に帰ってください。