衣にちにち

DANGO母です。


群ようこ著。
着物雑誌のおススメ書籍のコーナーで紹介されていたので、さっそく読んでみました。
着物好きで有名な群ようこさんですが、よくよく読んでいると洋服もかなりのこだわりがある方のようです。
昔から彼女の選ぶブランドはなかなか良いチョイスですなぁと思っていましたが、還暦近くになってもまだまだオシャレ心を忘れていない、素敵な着こなしをしている様子です。
今回のエッセイでは、昔は似合っていたはずの色や形の洋服を目の前にして愕然とする様子をおもしろおかしく、しんみりと書き綴ってあります。
若い頃は、どんなにボロっちい古着を着ていても格好良かったのに……と思ったことはありませんか?
自分的にはずっとOKと思っていた洋服がある日突然似合わなくなる。
「うんうん、あるある」と頷きながら楽しく読んでいます。
群ようこさんは、洋服を1つ買うと2つ捨てているようです。
それならクローゼットが嵩張らなくていいですね。
私も見習おうっと。


このところぐっと涼しくなって過ごしやすくなり、そろそろ着物の出番かな?と思いつつも日中暑かったり、雨だったりすると、やっぱり着物を着るのはよそう、などと思い留まる今日この頃です。