お経本

DANGO母です。


ひょっこりと古いお経本が出てきました。
よく見ると、後ろにうっすらと名前が書いてありました。
たどたどしい漢字で次男の名前がありました。
中を見ると、一生懸命お経の練習をした跡が残っていました。
父親と次男の書き込みです。
浄土真宗では親鸞様がお坊様になった年齢と言われる9歳からお得度ができます。
いっぱい練習をしてご本山に行って綬式するとお坊様になれます。
長男はわりと掴みがよく、すんなりとお経が入ったのですが、次男はなかなかうまくできずに時間がかかりました。
確かに、普段は読まないお経を9歳の子供がつらつらと読むのは至難の業です。
お経本にも当時の苦労がしっかりと残っていて、懐かしくなりました。