洋服のコンシェルジュ

DANGO母です。


今日は久しぶりに夫と洋服を買いに出かけた。
夫は洋服を見るのも選ぶのも、もちろん買うのも苦手な人だ。
スーツを着る仕事でもないので、普段は作務衣かTシャツである。
それはそれでいいのだが、ちょっとお出かけする時は苦戦する。
先日もちょっと京都まで出かけるだけなのにクローゼットの前で孤軍奮闘していた。
早めに言ってくれればいいものを、出かける前日の店が閉まった後に
「明日は何を着て行こうかなぁ〜」
とつぶやくのである。
こっちが困るからこんなつぶやきはやめてほしいものである。
先日、とある洋服屋さんで、夫に似合うものを店員さんにコーディネートしてもらった。
それをよくよく覚えておいて、よく似た感じのものを安い店で探した。
半額くらいに抑えられたのではなかろうか。
若くもなく、年寄りでもなく、ちょうど「中年」が安くてかっこよく着られるものはとても少ないように思える。
「これからは紳士服のコーナーはリタイアした年齢層をターゲットに充実させていく」
と、テレビのニュースで出ていたが、リタイア世代にはちょっと届かない。
難しいね、洋服選び。
都会のデパートでは、忙しいけどおしゃれをしたいお金持ち向けに「洋服のコンシェルジュ」なる仕事があるらしい。
男性が上から下まで揃えてもらうのだ。
コンシェルジュには手数料はいらないようだが、選ぶ洋服のご予算は1着ン十万円〜とのことだった。
うちの夫もお願いしたいところだが、洋服にン十万円をかける余力はないので、しぶしぶ妻が頑張るはめになる。
今日一番の収穫は980円のシャツ。
そのお店で買うのは初めてで、新しく会員登録したのでさらに200円引きで780円。
日々おじさん化しているので、人前に出る時は小ぎれいでいるのがせめてものマナーであると思うな。
もちろん、私も日々オバサン化しているのだけれどね。