豚の角煮

DANGO母です。


今日のごはんは「豚の角煮」でした。
季節はすっかり秋ですが、夏休みでゴロゴロしている長男のために
豚バラブロックを2キロ買って来ました。
2度湯がいて、焼酎、黒砂糖、醤油、みりんで味付けします。
このレシピ、実は作家の田辺聖子さんのお料理本から拝借しています。
その名も「田辺聖子の味三昧」
田辺聖子さんのおいしい料理の作り方と併せて田辺作品の小説やエッセイでの
食べるシーンがたくさんちりばめれている楽しい一冊です。
随分古い本なのですが、一度おいしいと思ったら、ずっとその味で
作り続けるので、未だにキッチンの隅に常備しています。
田辺聖子さんのご主人は、エッセイにも出てくる「かもかのおっちゃん」です。
奄美大島出身のお医者さんだそうで、田辺聖子さんはおっちゃんのお母さんに
奄美の料理をたくさん教えてもらったそうです。
焼酎で炊くので、豚肉が全然臭くありません。
本には豚肉1キロの作り方を書いていますが、食べざかりが多いのと
一度にたくさん作ってズルしよう!という魂胆で倍の2キロを作ります。
帰省している時でないとなかなか食べられないと思うので、しっかりゆっくり
食べてってよね、って気持ちで作ります。
「いつ食べても変わらない味だよね」
と褒めてくれました。
ああ、嬉しい。