卒業

DANGO母です。


次男との約束は
「テストが終わったらブックオフに行こう」
でした。
毎週テスト、テスト、テスト、いつになったら行けるのよ?
また今週金曜日にもテストらしいですが、もうこの辺でええやろ、と
自分を許してブックオフに行きました。
東野圭吾の「卒業」買いました。
只今大ヒット上映中(?)の「麒麟の翼」の主人公、加賀恭一郎の
初主演、とでも言いましょうか、彼が刑事になる前のまだ大学生の時の
事件のお話です。
「お茶室密室殺人事件」・・・事件の可能性からからくりまで
一生懸命説明をしてくれていますが、まともにお茶を習っていないので
いまひとつ???と思うところもありました。
しかし、加賀恭一郎は学生のころから立派な推理力を持っていたのだなぁ、と
ひたすら感心するばかり。
当時は、自分の推理が頭打ちになると、お父さんに教えを乞う場面もあって
まだまだカワイイところが見え隠れしています。
この時点では、刑事は家庭を不幸にするから、教師になる、としています。
女っ気がないと思っていたら、学生時代にはちゃんと好きな人がいたんですね。
その彼女も、この本では一緒に犯人探しもしています。
加賀恭一郎のルーツを見た!と言ったらちょっと大げさですが、
なかなかおもしろい本でした。
私の中ではすっかり加賀恭一郎=阿部ちゃんになっています。