やってへん

DANGO母です。


8月20日、今日の新聞におもしろい記事が出ていました。
裁判員裁判で被告が起訴内容を否認したケースを最高裁が調べたところ
181人に判決の言い渡しがあった大阪地裁で101人に上ったことがわかったそうだ。
否認率は55.8%、判決が60人以上の地裁で5割を超えたのは大阪だけ。


言い訳がおもしろいのだ。
*現金は被害女性が忘れていったーーー強盗強姦罪の被告
*被害者が自ら刃物に近づいたーーー殺人未遂罪の男性被告
どう考えても、「やってへん」というよりも「ありえへん」話である。
大人が真顔で大勢に囲まれて言うのか?
ほんまにありえへん。


某映画監督は
「言うたら何とかなる。うまくいかんのは言い方が足らんから」
という、大阪の文化のせいだ、と分析している。
確かに、大阪のおばちゃんはデパートで、値段の付いている商品を指差して
店員さんに
「これ、なんぼ?」
と聞き、定価を教えたら
「で、なんぼになるのん?」
というらしい。
ほんまかいな。
みんながそうとは言わないが、納得できる。
大阪人はかわいらしくて逞しいと思う。
私は好きだ。