下流の宴

DANGO母です。


図書館で予約を入れている本林真理子の小説「下流の宴」。
当時は48番目であった。
一人2週間と単純計算しても、私の元にたどり着くのは
ずーっとずーっと先のことである。
もう我慢できないっ!と、とうとう買ってしまった。
欲望に負けた。
ま、小説は一度読んだら再び読み返さないので、借りればいいわ、と思っていた。
が、面白い本はやっぱり買ってじっくり読むべきである。
(負け惜しみである。)


先日、林真理子ご本人から内容を直に聞いて、絶対に面白いと予想はついていたが
読み始めるととまらなくなった。
もうぐいぐいと引き込まれるのである。


よくある話である。
ウチの息子はこんなにいい子なのに、
「結婚したい」と連れてきた娘はぱっとしない、むしろウチよりも下の人間。
どうしてウチのかわいい息子がこんな女と一緒になりたいと思うの??
そんなの許せない、認められない、理解できなーいっ!
もう結婚する前から姑根性全開である。
これから嫁に行く人、姑になる人、只今姑真っ最中の人にお勧めです。
書き手が林真理子だから、ネチネチせずにサラサラッと読めますよ。
分厚い本だが、あっという間に読破した。
おかげで今日は少々寝不足である。