ハリエット

DANGO母です。

black lives matterが叫ばれる今だからこその映画、ハリエットを観に行きました。

奴隷制があった頃、黒人は人ではなくモノとして財産として存在していました。

主人公ハリエットは奴隷制が廃止されたペンシルベニア州へ自由を求めて逃げることに成功した実在の女性です。

生まれた時から奴隷、考えられますか?

暗くて深い、今も脈々と続く差別の歴史の1ページを見せられた思いがします。

ハリエットは逃亡に成功した後に奴隷解放運動家として活躍して、南北戦争では兵士を率いて南軍と戦い、家族をはじめ大勢の奴隷を解放した英雄。

唯一アメリカの紙幣にもなっているアフリカ系アメリカ人です。

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戦う女性は逞しく美しいです。

こんな人が実在したんだ!と思うと勇気が湧きます。

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ラタトゥイユとアンチョビバターのトマトパン

DANGO母です。

ステイホーム以降ほとんど外食いていない、自分を褒めてやりたい!

寺は基本みーんなずーっと家にいるので朝昼晩とご飯を作らねばならないのですが、毎食となるとさすがにしんどくなっています。

和食中心ですが、若者が2名いるので濃い味のものも入れねばなりません。

これが案外大変。

もうあまり濃い味は欲しくないのよ。

晩御飯は新聞に載っていたアンチョビバターを作ってトマトパンと夏の野菜でラタトゥイユを作りました。

ちょっとつくるなら一度にパーっと!の性格があだになり、バターは作りすぎました。

室温に戻したバターにアンチョビとニンニクのみじん切りを混ぜ込みます。

カットしたフランスパンに塗り、プチトマトを乗せて砂糖を少々振りかけて焼くと出来上がり。

写真のようにトマトはシワシワになりません。

オーブントースターで焼くとトマトはプリンプリンのまま、でないとパンが黒焦げになりますよ。

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そして問題のラタトゥイユ、ちゃんと作り方を見ればよかったのですが、適当に味を付けたら長男からダメ出し。

「母さんの目指したものは、ラタトゥイユではなくミネストローネだったんだね」

と。

調べてみるとラタトゥイユとミネストローネは全くの別物らしい。

ラタトゥイユは野菜を煮たもの、ミネストローネはスープなんだとか。

ま、食べられるからいいんじゃないの、とごまかして晩御飯は無事終了でした。

また今晩もみんなご飯食べるんだって。

なぜ君は総理大臣になれないのか

DANGO母です。

行ってきました、衆議院議員の地元代表小川淳也さんのドキュメンタリー映画「なぜ君は総理大臣になれないのか」です。

小川淳也さんを17年間追い続けた、情熱大陸でもお馴染みのドキュメンタリー監督の大島新さんの作品。

小川淳也さんは東大出て、官僚になって、地盤看板カバンナシのたたき上げ政治家です。

同じく国民民主党玉木雄一郎さんも香川県で同じコースをたどっています。

主役の小川淳也さん、歳を取っても心はピュアなままです。

「政治家みたいですね」

という言い回しがありますが、小川淳也さんの場合は使われないと思います。

常に迷い、悩み、走り続ける姿がなんとも痛々しくもありますが、それを支える家族もご立派です。

「ホンマにええ人やんね。」

が、映画を見終わった感想です。

全国の小さな映画館を回るようですので、お近くに映画がきたらご覧下さい。

これからの日本に必要なのは、本当はこんな人なのかも知れませんね。

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世界で一番貧しい大統領 ホセ・ムヒカ

DANGO母です。

小さな映画館で観てきました。

もうすでに退任したウルグアイの元大統領、ホセ・ムヒカドキュメンタリー映画です。

水色のワーゲンがトレードマーク、ワーゲンみたいにまぁるい体系ですが、一本芯の通った強い人です。

アメリカの資本主義を痛烈に批判しています。

もう老人なのでお金は少しだけでいいと、給料の7割を寄付して、若者のための学校を作ったり、農業を教えたりしています。

良い政治家とは?との問いに

「大きな心と小さな財布を持った人を選びなさい」

と教えてくれます。

「たくさんお金を持っていたら、そのお金を守るためだけに注意する人生になってしまうから。」

とも。

ノーベル賞に二度もノミネートされた理由がわかります。

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21世紀の資本

DANGO母です。

一時大ブームを巻き起こしたトマ・ピケティの分厚くて高い本が映画になっていたので観てきました。

なぜみんな貧乏なんでしょう?

どうすればお金持ちになれるのでしょう?

資本主義ってなんなんだ?

といった疑問に答えてくれる名作です。

経済学者の本は読む自信がないですが、映画ならいけるかも、と力一杯観てきました。

答えは確かにありました。

でも私は貧乏のまま死んで行くことを宣告されました。

貧乏になるのは決してその人が悪いからとか、怠け者だからってことではありません。

お金持ちになれるのは、お金持ちの家に生まれたからで、決してお金持ち全てが優秀だからではありません。

すでにお金持ちの家に生まれてないので、この先一生貧乏のままですが、これからどうすれば小ましな貧乏になれるか、の答えも本編で教えてくれています。

ここで書くのは簡単ですが、やっぱり皆様と共有したいので敢えて書きません。

そろそろレンタルが出ると思います、ぜひ観て下さい。

諦めと怒りと笑いがこみ上げて来るかも、なぜなら世界はお金持ちのためにあるからです。

ま、観て下さい。

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ノーヘル

DANGO母です。

私が車の運転免許をもらった頃はもれなく原付バイクの免許が付いてきました。

原付バイクはヘルメットなしで公道を走ることができました。

と言うと、若い人は

「うっそー!」

とか、子供には

「それ、かーさんだけやろー!」

と返事が来ます。

いやいや、ホントです。

朝、髪を濡らしていい感じで出かけると、到着する頃にはふんわりキープの状態になっていたのです。

今、我が家にも息子が乗り捨てた原付バイクがあって時々使うのですが、エンジンをかけたところで何か忘れているなあと思うと大体ヘルメットかぶってないです。

頭がユルユルしているのでしょうか。

ハッと我に返って、そやそや、ヘルメットせないかんわ、と、またシートの下から出してかぶるのです。

もうノーヘルは禁止です。

ローマの休日みたいなことはできません。

ヘルメット被って微笑んでも色気ないしなぁ。

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新しいいのち

DANGO母です。

3日くらい前から子猫の鳴き声が聞こえます。

今日は子猫のお母さんらしき猫が子猫を探す鳴き声が聞こえました。

声は聞こえど姿は見えぬ、と思っていたら、駐車場にいました。

白い身体に青い目の可愛い子猫ちゃん。

小さな身体で力一杯走ります。

今は晴れると暑く雨になると長く続きます。

この時期を乗り切れば、立派な大人になって生き延びることができるはず。

頑張れ、白猫!

写真がないので、とりあえずうちのにゃーのリラックス姿をどうぞ。f:id:dango33:20200615215416j:image